日本最東端の地、納沙布岬の魅力とは

北海道

納沙布岬は、北海道の本土最東端に位置しており、日本で一番早く朝日と出会える場所としても有名です。岬の先端には北海道内最古の洋式灯台が立ち、眼前には北方領土の貝殻島灯台、その向こうに水晶島や国後島などを望むことができます。

納沙布岬の魅力的なスポットをいくつかご紹介します。

  1. 納沙布岬灯台: 北海道で最初に建てられた洋式灯台で、真っ白に輝く姿が美しいです。内部には入れませんが、近くで見ることができます。また、納沙布岬ハイド(野鳥観察舎)からは野鳥を観察できます。
  2. 四島のかけ橋: 北方領土返還の願いを込めたモニュメントで、国後島、択捉島、色丹島、歯舞群島の北方四島を象徴しています。このかけ橋は高さ13メートル、横幅35メートルで迫力があります。
  3. 望郷の家&北方館: 北方領土に関する資料が展示されており、ロシア人と日本人がふれあう楽しいシーンも見ることができます。展望室からは北方領土が見え、ロシア国境警備隊員の宿舎や礼拝堂も観察できます。
  4. オーロラタワー: 納沙布岬周辺を一望できる白亜のタワーで、日本最東端の展望タワーです。無料の望遠鏡が設置されており、北方領土を視察するのに最適です。
  5. 納沙布金刀比羅神社: 高くそびえるオーロラタワーの麓にあり、金刀比羅大神と龍王神を祀っています。境内には「返せ北方領土」と刻まれた石碑もあります。
  6. 北方領土資料館: 比較的新しいミュージアムで、北方領土返還要求運動の父である安藤石典に関する展示があります。

納沙布岬は、日本の最東端でありながら観光スポットが充実している場所です。是非訪れてみてください!


納沙布岬灯台の歴史について

納沙布岬灯台の歴史についてお伝えします。

設計と建設:
納沙布岬灯台は、明治5年(1872年)に建てられました。設計は、北海道の洋式灯台としては最初のもので、リチャード・ヘンリー・ブラントン(通称「灯台の父」)によって行われました。
この八角形の木造灯台は、高さ13メートルで、納沙布岬の突端に立っています。
役割と意義:
納沙布岬灯台は、北方領土を除いて日本の最東端に位置しています。
また、「日本の灯台50選」にも選ばれており、風光明媚な周辺の景色とともに観光スポットとして人気です。
歴史的な節目:
1872年8月15日(旧暦では明治5年7月12日)に初点灯されました。
1908年には霧笛が設置され、吹鳴が開始されました。
1930年には現在のコンクリート造灯台に改築され、点灯されました。

納沙布岬灯台は、歴史的な価値と美しい景観を兼ね備えた場所です。ぜひ訪れてみてください!


北方領土返還の願いを込めたモニュメント四島のかけ橋とは

**北方領土返還祈念シンボル像「四島のかけ橋」**は、北海道の本土最東端に位置する納沙布岬公園内に立つ、北方四島(国後島、択捉島、色丹島、歯舞群島)を象徴するモニュメントです。

この堂々とした像は、底辺の長さが35メートル、高さが13メートル、幅が3~5メートルで、重量は171トンにも及びます。四島を4つのブロックで表現し、それが互いに連なり合って大きなかけ橋となり、「領土返還を祈るゲート」を象徴しています。

また、このモニュメントのかたわらには「希望の道」と呼ばれる通路があります。ここには全国各地から送られてきた石が敷き詰められており、これは北方領土の祖国復帰を願う全国民の固い意志を表しています。

北方領土返還運動の象徴として、納沙布岬で圧倒的な存在感を示しているこのシンボル像は、領土返還への祈りと決意を象徴しています。ぜひ訪れて、その力強さを感じてみてください!


望郷の家&北方館とは

望郷の家北方館は、北海道の納沙布岬に位置する施設で、北方領土問題に関連する展示や資料を提供しています。

  1. 望郷の家:
    • 望郷の家は、昭和47年に北方領土からの引揚者の団体である千島歯舞諸島居住者連盟によって開設されました(現在は根室市が管理)。
    • 元島民の心のよりどころとして設立され、戦前の北方四島の生活関連資料や島々の街並み、住居表示を折り込んだ地図などが展示されています。
    • 北方領土の歴史と生活について知ることができます。
  2. 北方館:
    • 北方館は昭和56年に北方領土問題対策協会によって設置されました。
    • 2つの建物が連結されており、2階は展示室となっています。北方領土の問題を正しく理解するためにも、ぜひ訪れてみてください。
    • 歴史的な資料や北方領土に生息する動物の剥製などが展示されています。

これらの施設は、北方領土問題について学び、理解するための貴重な場所です。納沙布岬を訪れて、その歴史と意義を感じてみてください!


オーロラタワーについて

オーロラタワーは、北海道の納沙布岬に位置しており、日本で一番早く太陽が昇る場所に立っています。以下に詳細をご紹介します。

  • 名称と位置:
  • 歴史と意義:
    • 笹川良一氏が北方領土返還運動の象徴として建設し、1987年夏に竣工しました。
    • 同年7月19日に「笹川記念平和の塔」の落成式典が行われました。
  • 展望台:
    • 地上96メートルの展望台から、北方領土を一望できます。
    • ここからは、日本とロシアの境界線が約1,850メートル沖合にある様子を目視できます。わが国で二国間の境界線を見ることができる場所はここだけです。


北方領土資料館について

北方領土資料館は、北海道の納沙布岬に位置しています。この施設は、北方領土問題に関連する展示や資料を提供しており、戦前の北方領土の生活や歴史にスポットを当てています。

以下は、北方領土資料館についての詳細です:

  • コンセプト:
    • 現在の北方領土問題は、戦前の北方領土に日本人が生活していたことを広く周知し、不法な占拠を訴えるために、北方領土返還要求運動が行われています。
    • この資料館は、戦前の北方領土の生活に焦点を当て、島での「衣・食・住」を中心とした資料を展示し、北方領土が日本の領土であることを広く国民に伝える役割を果たしています。
  • 展示内容:
    • 戦前の北方領土での生活に関連する資料、書籍、思い出の品、写真などが展示されています。
    • ジオラマコーナーやシアタールームもあり、当時の四島の生活を知ることができます。
  • 施設概要:
    • 名称: 根室市北方領土資料館
    • 所在地: 根室市納沙布岬33番地2
    • 構造: 鉄筋コンクリート造(2階建)
    • 面積: 1階395.97平方メートル、2階338.11平方メートル
    • 開館期間: 1月4日から12月28日まで
    • 開館時間: 午前9時から午後5時まで(11月から4月は毎週水曜日が休館日)
    • 入場料金: 無料
    • 駐車場: 約80台分の駐車スペースあり

北方領土資料館を訪れて、その歴史と意義を深く理解してみてください。


納沙布岬への経路と交通

納沙布岬は、北海道の本土最東端に位置しており、日本で一番早く太陽が昇る場所としても知られています。朝日を見に多くの観光客が集まります。岬周辺は望郷の岬公園として整備されているため、散策もおすすめです。また、美味しい魚介が味わえる食事処もありますので、ランチに立ち寄ってみてください。

以下は、納沙布岬への行き方と交通手段です:

  1. 中標津空港から車で約2時間15分:
    • 中標津空港から車を利用する場合、道道69号、国道272・243・44号、道道35号経由で納沙布岬まで約127キロメートルです。
  2. バス:
    • 中標津空港から根室交通根室行きバスに乗り、1時間41分で根室駅前ターミナルに到着します。
    • そこから納沙布線に乗り換えて44分で納沙布岬に到着します。

納沙布岬への訪問を楽しんでください!


納沙布岬付近のグルメは

納沙布岬周辺には美味しい食事処がいくつかあります。以下はおすすめのグルメ情報です:

  1. 請望苑: 根室市にある食堂で、海鮮丼やラーメンが人気です。価格帯は1,000円から1,999円
  2. 岬の駅: 海鮮料理が楽しめるお店で、秋刀魚丼がおすすめです
  3. 東光: こちらも海鮮料理のお店で、島を返せ!と叫びながら美味しい料理を楽しめます
  4. 鈴木食堂: 海鮮丼や海鮮料理が豊富で、日本最東端の食堂としても知られています

これらのお店で、新鮮な海の幸を堪能してください!

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